見積りの注意点

外壁塗装は決して安い金額ではありませんから、細かい見積りは必須になります。ただ、数ある塗装業者の中からの選択や見積りの見方など、素人ではわかりにくいことばかりです。その中から何を基準に選べば良いのでしょうか。

せっかくお金を支払うなら納得した金額で、信頼できる業者に依頼したいものです。業者選びや見積りの注意点について、重要なポイントを3つ押さえておきましょう。

重要なポイント① 見積り依頼業者の選択

優良業者の目安

  • 国や県の許可番号があること(国や自治体に自分で確認)
  • 一級建築塗装をはじめ、ほかの建築技能資格があり、建築全般がわかること
  • 依頼類似事例を多く持っていること
  • 保証がしっかりあること
  • 不安をあおり、見積りや契約の即答を迫らないこと
  • 大幅値下げをしていないこと
  • 利用者の口コミが多いこと

悪徳業者につかまらないようにするには、まず、何でも即答は避けましょう。依頼側がよく調べて、よく考える時間を与えてくれるようでなければ、おかしいのです。

見積りは複数業者(少なくとも3社)に依頼

外壁塗装をしてくれる業者は、だいたい次のようになります。

  • 古くからある地元の工務店
  • 職人でやっている塗装屋
  • リフォーム会社
  • 大手メーカー
  • 家を施工したメーカーや工務店
  • 訪問販売の塗装会社
  • 紹介された塗装屋や工務店

信頼できそうな、少なくても3社に見積りを依頼しましょう。見極めは、「下請けや孫請けの間が少ないこと」「年間実績が数百件と多いこと」「問い合わせ対応がしっかりしていること」です。問い合わせ時に違和感があれば、すぐに断りましょう。

重要なポイント② 見積り内容の見方

■外壁塗料が個別に細かく記載されているか

「外壁塗装 一式」という価格では、どこにどれだけの金額がかかっているのかが見えません。もし、下請けや孫請け職人の手間賃が削られていたら、手抜きをされる可能性もあるでしょう。

■外壁塗料の商品名が記載されているか

○○系塗料といっても、同じメーカーで倍以上も違う商品があります。適切な塗料を使用しているのか、塗料のことをきちんと扱っているのかがわかります。

■下地処理や高圧洗浄の項目があるか

本作業の前には、サビや塗膜、カビなどを高圧洗浄や鉄製のヘラで除去してキレイにすることが必須です。

■3度塗りの項目があるか

「下塗り・中塗り・上塗り」の3度塗りをすることが基本になります。内容に記載がなければ確認をして、記載してもらうようにしましょう。

■保証がしっかりしているか

○年保証といっても、どの部分をどう保証してくれるのかが問題で、塗装の剥げた部分だけなのか、ヒビや木部や鉄部、変色も含まれるのかなど、範囲の確認が大事です。極端に長い保証期間を設けている場合も、理由を聞きましょう。

■図面だけでなく、現地を見て塗装総面積を出しているか

図面だけで塗装総面積を判断すると、細かい部分の面積が抜けてしまいます。塗り忘れなどの工程や日程の違いが出ないためにも、しっかり現場確認をして塗装総面積を出しているかを確認しましょう。

※金額も大事ですが、内容はもっと大事です。上記以外にも、「足場無料」「下地処理無料」「キャンペーン○%OFF」などという記載にも注意しましょう。

重要なポイント③ 見積り後は、必ず本契約

見積りが終わり、業者を決定すれば本契約ですが、正式な契約書を作成してもらいましょう。そうしないと、万が一、見積り以外で何らかの追加請求があった場合、トラブルになってしまいます。

本契約の内容は、工事名・工事場所・工事期間・契約金額・契約日・両者の署名・捺印・支払条件・見積りと同様の工事や保証となります。

また、色の変更は途中でできませんから、一度、最終調整として、カラーコーディネーターなどと一緒に決めることをおすすめします。

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